今年はなんだかバタバタしてまして恒例の漢字一字を決める作業が遅れてしまいました。
頭の中では考えていたのですけどね。
その前に、昨年の漢字一時を振り返ってみようと思います。
『戦』セン・たたかう・いくさ おののく
・挑戦 新しいことにどんどん挑戦していく。成長を止めない!
・戦略 アドバイザーとしてお客様のお手伝いがしっかりできるよう戦略を練り、・戦術 正しい方法で行動していく。
こんな感じで2018年はスタートしました。
今年は何と言っても[くつの時間]と称してオーダーシューズのイベントを開催できたことが嬉しいことでした。今まで長野になかった本格的なオーダーシューズをアイビープロダクツで始められたことは大変意義のあることだと思います。僕も含めたくさんの方に靴の大切さ、靴が及ぼす健康被害、靴の選び方などを伝えられたと思います。また今年も継続してイベントを開催し、広げていければと思っています。
そして5月には松本クラフトスクエアに出展。大規模なクラフトフェアには初めて出展しました。たくさんの人に来ていただきアイビーの商品を見ていただいたのですが、ここでは戦略というか予想していたのとは少し違って、アイビープロダクツとしての立ち位置を考えさせられる経験となりました。
要は作家としてモノづくりをするのか、アイビープロダクツという会社としてモノを作っていくのか。もう答えは出ている(最初から出ていた)のですが、やはり後者だと思いました。確認作業ができて良かったと思います。
上半期には、ひょんなことから今大問題になっている「鹿」の革を使った商品展開のプロジェクトに参加というか協力させていただくことができ、試行錯誤しながら完成まで漕ぎ着けることができました。このプロセスは職人として大きく成長できる経験でした。
2018年も色々と経験させていただきましが、アイビープロダクツの方向性を新ためて確認できた年でした。かねてより拡大させたいと思っていたOEM生産ですが少しづつ形になりつつあり、他業種の方達と協力した商品開発はとても面白いと感じました。
もうすでにいくつかお話はいただいていますので今年はより拡大できるよう頑張って行きたいと思います。
さあさあ長くなってしまいましたが、
今年の漢字一字を決めました。
『密』
・親密 顧客様とより親密な関係を築いていく
・密度 職人としてのスキルの密度を高めていく・緻密 より細かな計画を立てていく
やはり一番はアイビープロダクツを気に入って商品を信じて購入してくださっている顧客様を大切にすることが重要だと感じ、イベントや商品の充実、ワークショップの開催などでより親密な関係を築いていけたらと思います。
そのために技術の向上。さらには緻密な計画が必要ということで今年の漢字を決めさせていただきました。
今年もより良いサービス・より良い商品が提供できますよう日々精進して参りますので、
何卒アイビープロダクツをよろしくお願い申し上げます。
2019・1・5
店主 高橋元康
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